2013-12-30

1セメ終了!!/グラフィックデザイン学科専攻のNIREさん(VIP2013年卒)

とっても久しぶりのブログになってしまい、申し訳ないです!
あまりにも濃い日々だったので、もはや何を書いていいのかわからなくて混乱しています。

1セメスター終わって、「あと2セメスターで終わってしまうの!?もっと勉強しなきゃダメじゃん!」って気持ちと、「ほんとうに、よくがんばったなあ私、偉い!」という思いが、同じ地点で浮かんでいます。学期末のファイナルとよばれる期間は学校のラボが24時間オープンになっているので、週に3、4日は朝までそこにいる、みたいな生活をしていたんですが、どうにか乗り切り、クリスマスを健康体で迎えられて、今自分の体に一番感謝しています。





深夜2時頃のラボ。まだ人いっぱい、仲間がいるからなんとかがんばれる…。

が、ほんとうに、し、ん、ど、い…







前回の続きとして、まず残りの授業の紹介をします。そして次のブログで各クラスのファイナルについてまとめることにします。


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Drawing

この授業と次にあげるcolor theoryはvantanから行く人はtransfer credits できるので必須ではないのですが、drawingは全ての基本だし、自信がなかったので、自由選択扱いでとることにしました。
Thomas先生(私は勝手にトムちゃんと呼んでいた)はとてもユニークな先生で、基本的には授業中は技術的なことを教えてくれるんですが、平行して「で、キミの人生にとって大事なのは何なの!?」っていうあまりにも本質を問ってくる先生で、「私は何を大切にして生きているんだろう…」って沼にはまり最初のうちは迷子になっていたんですが(就活のときに味わった感覚…)、なんとなくそれをdrawingを介して見つけて、語っていくっていう作業を最後の1カ月半くらいはずっとしていました。(デザインっていうかファインアート)。あとおもしろかったのが、授業の最初に毎回2分間の瞑想タイムがあります。部屋を暗くして、今から集中して世界と対峙するぞ、と心を改める時間。先生の授業に対する姿勢の本気度も伝わってきます。今役に立つことだけじゃなくて、その人の人生において大切な「自分の視点」を意識させようとしています。
すんごい宿題も多いし(週にスケッチ80この時もあった…)、とても大変な授業だったんですが、他の授業と全く別のベクトルで私の学びに潤いを与えてくれました。


授業では、6、7割くらいは裸のモデルを描いていました。
それを、
・Value(明暗)にフォーカス
・面として捕らえる
・線として捕らえる
・動きに注目する
・その人の内面を感じながら描く
など、いろんな描き方をします。

















セメスターの最初→2カ月後までの経過。最初が下手だったせいで(笑)非常に上達して見えます。


ミッドターム以降はあとマテリアルも色々試すことで幅が広がりました。インクとwater colorとは仲良くなれた気がします。
他には空間の書き方(vanishing point/焦点)の練習、ギャラリー訪問もしました。








宿題は毎週20個のドローイングは必須+同じオブジェクトを時間を変えて20回書くdrawing(1秒から10分)、セルフポートレート、好きなものを集めてzineをつくるなど様々!

それとともに、最初から最後まで平行して「my story」というものを問われます。自分にとっておもしろいものは何か、大事なのものは何か、というもので、その作品がfinal projectになるので、また次のブログに書くことにします。とっても苦労しました…。


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Color Theory

カラーセオリーは最初waiverしようと思ったのを、とった方がいいよ〜と半ば無理矢理受講させられたのです。これもトムちゃんで、めっちゃ宿題多い(時には10時間近くかかる程…)大変なクラスではあったのですが、実際、色について、今、前よりずっと興味が湧いています。

最初はvantanでやっていたようなscientificな色の見方をお勉強。
オレンジの反対色は青、緑は赤…。緑に赤をちょっと混ぜていって黒っぽいニュートラルカラーを通り過ぎて、赤になる、というカラーパレットをつくる、など。
また雑誌から、反対色の組み合わせ、クラッシュカラーの組み合わせなど、抜き出してくる、とか、カラーの絵画を見ながら、それを白黒の明暗だけの画面に置き換える練習などしました(これはむずかったああ)。
そこから段々と色からカルチャーや歴史などを見て行きます。例えば、自分の先祖の国(私たちなら日本だけど、アメリカは歴史が浅いのでアメリカ人もイタリアやロシアやトルコなど様々なルーツがきちんと各自わかっている)の美術品から各自のカラーバレットを作ります。そしてそれをanalyzeしていく。不思議なことに自分の国の色は、とても自然に感じられてピンとくるのです…!
または現代アートにおける色の意味を、リーディングテキストを通じて掘り下げて行くといった作業もします。「白という色の絶対さ」みたいな概念に衝撃を受けたり。


色を勉強する、というより、色を体験しよう!がコンセプト。
なので実際にペイントをたくさんします。トムちゃんは簡単にやりますが、全然簡単じゃあない。。








これは色を重ねていって名画を再現するといった課題。セザンヌの絵の一部(上)を再現(下)しました。使っているピグメントは透明の絵の具といったもので、色を重ねることで、色の変化を体で覚えていくのです。











色はデザインの要素の中で一番emotionに関係していると言われているそうです。色に宿る精神は興味深く、また、世界のほとんどのことは色からanalyzeすることができるなあと気付きました。※たとえば年代別でポスターに使われている色を見て行くと、経済活動などの影響をすごくうけていることが分かる。不況になると実際色はdull darkになる、など。



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Typography


金曜日の1限目にして最もストレスフルだったのがこの授業。おかげで木曜日の平均睡眠時間は毎週2時間くらいでした。

プロジェクトの他に毎週「テキストを読んでそこから質問3つ作り、クエスションシートをつくる」、という宿題があります。そこには細かい決まりがあり、フォントはLatoしか使ってはダメ、サイズは8×10(わざわざレターサイズをカットしなきゃダメで面倒!)、2×2のグリットに沿っていなければだめ。その中でいかにクリエイティブなものを作れるか、がキーになります。最初は面白みのないシートを作ってましたが、セメスターの半ばからはレーザーカッターを使ったり、本形式、折ったり開いたりできるもの、など、皆工夫しておもしろいものがどんどん!クリエイティブなことをいっぱいしたい人にとっては、格好の場でした(が、とにかくかなりの負担)。


プロジェクト①/1つのレターシェイプを使って抽象的なデザインをつくる(4weeks)
くじ引きで1人1文字与えられます。私は『N』。NとNを解体したシェイプを使って、
blanced assymmetry, organic/ geometric,など5つの概念に沿うようなデザインを6×6インチ上に作る、という課題。言葉で説明してもわかりにくいですね…。

こういう感じになります。クリティークで先生の真意(このプロジェクトの意義)を、じっくり聞いて考える必要があります。このプロジェクトは私にとってはとてもハードで、そもそもレターシェイプを文字ではなくただの形としてelementとして使う、ということに最初はビックリ。文字の形の美しさや特徴、imageとしてのletterというものに気付きました。



プロジェクト②/5つの種類のロゴをつくる(5weeks)
"Buzz Engine"という会社のロゴを作る。ロゴはレターマーク、コンビネーションマークなど5種類、全てやってみる。まずはリサーチから入って、毎週10個くらい持って行っては何度も練り直し最終を提出します。



先生が言っていたことで印象的なのは「プロセスに沿うこと」と「どこかにwithout PCの要素を使うこと」でした。プロセスに沿うことで、予想を超えた見たことにないものが出来る(どこかで見たことがある、ものではないデザインになる)。またPCなしの作業、例えば写真をパーツ(orプロセスの中)で使ったり、インクで実際描いたものをスキャンして色として使うなどすることで、オリジナリティもでるし、生きたデザインになるということ。







プロセスに沿う、というのは他の先生もよく言うことですが、それがうまく行く時、本当に自分も予想してないものができあがって、びっくりします。
小説でも絵画でもgreatなものは「作品がひとり歩き」しだしたりしますが、デザインの世界でいうとそれはこういうプロセスに沿った、unexpectedなもののことかなと、思います。自分が作ったのだけど、自分が作ったとは思えない、それはまるでそうなるしかなかった運命でそうなった、というかんじの…。


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とりあえずこれが私が1セメで取っていた授業についての大まかな説明です。
思い出すだけでドッと疲れました。AASは特に2、3セメスターで終える人が多いので、超intenseな内容になっています。タイポの先生が「1年や1年半勉強しただけでグラフィックデザイナーになろうとしているなんて、バカな話だ!」って言ってたのも納得なんですが、まあそんな到底無理そうなことを真剣にやろうとする覇気が必要だとは思います。きっと人生においても変えがたく濃密な日々になるので。


では次はファイナルについてもまとめます〜。しばしお待ちを!
そしてHAPPY NEW YEAR! (私はNYでお餅を食べます)

2013-10-20

パーソンズ、GDの授業内容/グラフィックデザイン学科専攻のNIREさん(VIP2013年卒)


とても久しぶりの更新になってしまいました…すいません。パーソンズ、噂に違わずひじょーに忙しく、HWで寝れないなんてこともザラで、なかなかblogまで手が回らない状況です。書きたいことは山ほどあるのに!!
今のところの目標は、土日のどっちかだけでも、どこかに出かけること!
学校のコンピューターラボで丸2日過ごすのはもうやめたい…。。




もういやんなっちゃった@23時頃のパソコン室
みなさんはこんなことにならないようにね★
(でもきっとなると思う☆)






ほぼ2カ月経ちました、全体的な感想をいうと、本当にプロフェッショナルな先生が多いし、AASは生徒も違ったバックグラウンドを持っているので、かなり有意義。BFAよりおもしろいのでは思っています。やる気が違う!!


授業のことどういう風にレポートしようかな、と迷うんですが、クラスごとにちょっと説明して行こうかと思います。全て必須の授業についてです。

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GD1(グラフィックデザイン1)
週に2回あるこの授業はホームルームクラス的扱い。先生はvantanにも来てくれたJuliaです。GDの基礎を広く浅く経験するクラスというかんじ。みんなのデザインの傾向を見ながら、個人個人にアドバイスをくれます。


プロジェクト①/「FedExの封筒を使った、デザインプリンシパルのカード」
まず、各デザインプリンシパルが2こ割り当てられます。私は「scale」と「horizon」。
そのデザイン理論を使っているデザインをいろんなジャンルから探してきてプレゼン。そのあとFedExの封筒を切り貼りして、「scale」と「horizon」の理論を使ってカードをつくります!要はこういうこと…。


カード(理論の文章の部分含め)と、カードの裏と、箱と、帯の部分まで作りました。厚紙への印刷をする際にはカラーギャップも調整するなど、一応全ての行程をし、最後はクラスメイトとカードを交換!こういう規則が多い中でのデザイン(素材もフォーマットも決まっている)は、各個人の傾向がよーくわかっておもしろい。ハンサムなデザイン、フェミニンなデザイン、簡潔なデザイン、かわいいデザイン、物語的なデザイン…個性がでます。



プロジェクト②/地域の高校生とコラボ、ハムレットのZINE作成(現在終盤)
高校のresponse to Literature のクラスでシェイクスピアのハムレットを読んでいて、各生徒に役が割り当てられています。(というかこういう授業があるのがアメリカっぽい!日本だとただの文学の授業だと思うんですが、そうじゃなくてそれへの"response"にフォーカスするってのは素晴らしい授業。なんか文学が昔のものじゃなくて生きたのものになって、自分の中に息づくかんじがする。) 役柄ごとに私たちParsonsの生徒がパートナーになり、見開きのページを作成。全体で1冊の大きな本にします。


実際に高校に行き、生徒と会議。「この役の性格ってどう思う?自分とその役柄は似てると思う?どういうところが?」と、一緒に分析し、それをデザインに落とし込んでいきます。私たちもハムレットを読み直したり、4時間の映画見たり、前もって勉強(それがHW)。深い思考も必要なので超むずいけど、超楽しい。

高校の屋上がかっこいい!!GD1のクラスのみんなです。







今のところ私のデザインのテーマはSimplifyとAbstraction。私のデザインは詰め込んでごちゃごちゃしちゃいがちなので、いかに削ぎ落すか、注意しながらやっています。


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Process & Skill
この授業でもポスターつくったりzineつくったり…位置づけがいまいちわからないんですが、デザインする前に行う「リサーチ」に重きを置いた授業…なんだと思います。あと他の授業でも「最終的にできたデザインより、できるまでのプロセスが大事!」ってことをよく言われます。これがパーソンズの考えの基本です。


プロジェクト①/human right, human wrongのポスター。
要は人権問題。自分でテーマは選べるので、私は同性結婚についてにしました。そこで大事なのがその問題が現在どういうどういう状況に置かれてて、どういう団体がどういう活動をしているかきちんと調べること…(英語で調べんのしんどい…、そしてヘヴィ…)。
重いテーマなんで、ポップなんにしてみました。(というか私のは常にポップですが…)。クレヨンで書いてスキャンで取り込んで加工、という新しい手法にチャレンジ。
イラレとかフォトショ、使いこなせれば幅が広がると実感、Adobe神だなあって何回もつぶやいてしまいました。


これ作ってたらゲイのお友達からレインボーキャンデーもらいました。ありがとう。









プロジェクト②/タイポグラフィで構成された小冊子制作(進行中)有名なquoteを4〜8こ選んで(共通のテーマをもっているもの)、1冊にまとめます。例えば私は女に関する名言、マリリンモンローやココシャネル、オードリヘップバーンの言葉を選んできて、そのquoteをいかにビジュアルでそれっぽく使えるか。どのフォントを使って、どう配置するか…(手書きでもいいし、フォントを使ってイラストを書いたっていい)、考え甲斐があります!!(明日死ぬ気でつくります!!


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デジタルレイアウト
徹底的にIndesign, Photoshop, Illustratorの機能をお勉強。クリエイティブではないけど、実は一番お役立ちなクラス。先生がプロフェッショナルすぎて、かつ、生徒思いのいい先生すぎてほんと、ありがとうございます(感涙)、という思い。
最終的には何か本的なものをつくるみたいです(自分のポートフォリオをつくるスキルを学ぶ)。

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ほかドローイングとカラーセオリー、タイポグラフィ、この3つはさらに語りたいことが大杉なので、次回にします。学びが多い。
体は不調続きですが、精神的にはココに来れてハッピー!です。




あと最近楽しかったイベントなどを簡単に報告(来年にでも生かしてください…。
9月第3週の週末●Art Book Fair(クイーンズにあるmomaの分室にて)
http://nyartbookfair.com








9月最終週の週末●Dumbo Arts Festival
ブルックリンの町中にアートが点在。
http://dumboartsfestival.com









ほかにメトロポリタンオペラシアターでオペラシーズンが始まりました。ファミリーサークルなら約30ドル!いい席は400ドル以上するから超お得!おすすめ。
ブロードウェイもラッシュの安いチケットを買って金曜の学校帰りに行ったりしています。

さてあと約10日でハロウィン。すでに町中が浮かれはじめてる感あり、期待と怖さが入り乱れます。楽しみです。がんばってblogかけるよう余裕もってお勉強します。
ではまた〜。





2013-09-07

ついにPARSONSの授業開始!/グラフィックデザイン学科専攻のNIREさん(VIP2013年卒)

NYに来て3カ月。ESLを終え、ついに8/26からParsons, AASディグリーGraphic Designメジャーのフレッシュマンになりました!!

今のところ私の時間割はこんなかんじになっています。
(たぶん少し変動しますが…)

4年生大学を卒業してvantanに通った人は31単位Transferできるので、残りの34単位をとることになります。
フルタイム生は12〜19creditとれるので、がんばれば17×2セメスターで卒業できますが、17とるのは結構大変なので、14・15くらいとって3セメスター目で2つくらい授業をとりながらインターンをする…などのやり方をする人が多いです。私もそうしようかと思っています。


初日、学校にいくと人、多っ!!!
夏休み中はあまり人がいなかったので気づいてなかったんですが、Parsonsってこんなに生徒多いんだ…とびっくり。写真は夕方なのであまりわかりませんが、学校のまわりに渋滞ができていました。






エレベータも渋滞しているため学校の1階についてから教室に着くまで10分以上かかることも。(なにせ教室が12階とかなのでさすがに階段は上りたくない…)
15分前行動を心がけねば!というかんじです。






月曜日の9時からいきなりGraphic Design1の授業。先生はvantanのプレゼンに来てくれたJuliaです!本当に素敵な先生で、私たちの名前も覚えてくれていて、気にかけてくれます。1つめの授業がJuliaだったおかげで安心できました。




クラスはどの授業もだいたい15人くらい、1コマ2時間40分です。AASのグラフィックのフレッシュマンは多分60人くらいでしょうか。今年は日本人多いので5人います。ほとんどの人が社会人の経験がある人という印象。その分真剣度も高い気もします。

英語についてはやはりESLとはレベルが違い、正直半分くらいしかわからない…。
フレンドリーそうな人の隣に座って、とにかくHWだけは間違えないように隣の人や日本人の友達、先生にトリプルチェックするかんじです。
クラスによっては先生の声が聞き取りにくい人、教室が反響する、などで全然聞き取れないこともあって焦りますが、まじめな態度をしておいて、後で質問しにいけば、どうにかはなるものかと。まだまだダメですが、「今の状況でも3カ月前、半年前と比べると成長してるから気長に考えよう!」、と開き治りました。といいつつ1日目は打ちのめされていましたが。。

HWの多さもすごいです。1つの授業で5こ宿題が出たりもします。時間割を見たら1日1個とか2個しかコマがないので楽に見えますが、こっちがずっとハード。アメリカの大学は卒業するのが難しいと聞きますが本当にそうです。
あとアメリカ人は日本と比べるとびっくりするほど適当ですが、学校で教授をしているようなエリートの人達はとってもきっちりしている人が多く、素晴らしいなと思います。
相性もあるでしょうが、いい先生が多いと思います。


また、学校の設備はすばらしいです。コンピューターラボはMacの大画面デスクトップがずらり! Adobeのソフトも最新版が全てはいっているし、スキャン、印刷機(ポスター印刷ができるものもある)、音楽を作る為の機材なども。カメラセンターでは一眼レフが借りれたり、Parsons高いだけのことはあるなあと思っています。授業の後はここで自習するため入り浸っています。



また、友人連れられてファッション学科のビルにも行ってみました。グラフィックのビルは5thAv,13th streetというユニオンスクエアの近くですが、ファッションはタイムズスクエアの近く。7av, 40th streetあたりです。どちらにしても世界の中心マンハッタンの街のど真ん中にある、すごい学校ですね。。
トルソーが並ぶ中、土日ですが自習してました。普段トルソーをあんまり見ないので、かっこいい!と興奮。やっぱりParsonsといえば一番はファッションなので、活気がありました。ファッションのお友達がいっぱい欲しいですね☆





とにかくHWでひぃひぃゆう日々。まだ2週間、これから4カ月弱続くと思うと怖くもありますが、楽しみです。なにせNYで秋〜冬を過ごせるのが嬉しい! こっちは最近いっきに涼しくなって少しキュンとなるというか、そんな季節です。
2週間前の夏休み期間にはシックスフラッグという遊園地に行っていたのに、平和な日々が懐かしいです。



シックスフラッグはマンハッタンからバスで2時間、入場料と乗り物代、バスあわせて$65なので、高くはないし、みんなで行くにはオススメです!


次の長めのお休みはサンクスギビングかな…だいぶ先ですが心の支え…。



8月の生活費
生活消耗品 $50
食費             $550
交通費   $100
交際費   $350
その他   $200
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計     $1250

ちなみに住まいは$1200/monでイーストヴィレッジでシェアしてます。

また授業の様子をレポートしていきます!では。






2013-08-21

ESL終了しました!/グラフィックデザイン学科専攻のNIREさん(VIP2013年卒)


更新を怠っており、すいません!
先週、ついにESLが終わりました。





ラスト3回目の授業は、
・クラス内テスト(担任の先生作成)
・全レベル共通のPlacement test
・簡単な授業まとめ、打ち上げみたいなかんじ …でした。
テストの結果は聞いてないのでわかんないんですが、とにかく全てパスしたとの結果は貰えたのでよかったです。

感想を言うと、
・Writingは先生が良かったおかげもあって、力がついた気がする。毎週エッセイとジャーナルを結構な量書いたので、やっぱり書いた分は延びるんだなと。
・Readingは"PERSEPOLIS"というマンガがテキストだったので、日常使えそうな会話がいっぱいでてきて良かった。マンガだけど英語で300ページ以上の本を読み、達成感!
・Grammarは大学受験でやったことの復習というかんじ …でした。






Readingの最後のクラスはクラスメイトの新居で、持ちよった料理を食べながら"PERSEPOLIS"の映画を見ました!



英語上達のためには友達と英語で会話するのがいいというのは当たり前ですが、授業でしか学べない種の英語ももちろんあるわけで、英語の授業がこれでなくなってしまうのは不安です…。Vantan生以外のinternational studentはParsonsに入っても英語はとらないとダメなので、選択で英語の授業をとろうかなあと考えたりもしています。

ESLの授業や友達の言っていること、日常会話は、3カ月前を思えば耳は慣れてきたものの、ParsonsのAASコースのオリエンへ行くと、ネイティブの人が8、9割(ファッションデザイン以外は留学生はかなり少ない様子)なので、英語がチンプンカンプン…。まだまだです。。



その他、ESLの終了時には、デザインクラスのプレゼンがありました。
他のクラスの生徒もいる前で自分の作品について話します。100人くらいいるので、やや緊張!でも1月に東京でParsonsの教授の前でしたことを思えば、楽でした。










この授業があったおかげでデザインへの熱が保てたので、良かったです!



プレゼン後はちょっとした打ち上げ。私以外全員ドミニカ人!Parsons、じつはドミニカにもあるので、ドミニカの人が結構いるのです。










そしてESLが終わった次の日に寮をでなければならないので、引っ越しも同時並行…。
土日に荷物を半分運んで、ESLが終わったと同時に残りの分を動かしました。家が寮から近かったので1回はタクシー、あとは歩いて2回往復しただけで済みました★



Before/ Dorm
ルームメイトとも仲良くしていたので、最後はちょっとしみじみ。やっぱり最初に寮に入ったのは良かったです。

  

After/ new share apartment
はじめてひとり部屋をゲットし、部屋でゆっくりできるようになりました…。寮も良かったけどこれを知ってしまうともう寮には戻れない、笑。快適です。





夏にESLをとって秋からParsonsに入るのが一番スムーズにいけるスケジュールだと思いますが、休みが少ないです。ESL終わってParsonsの授業が始まるまで2週間足らず。その間に2、3こオリエンがあり、しかも私の場合引っ越しもあったのでアタフタです。
でも束の間のおやすみ、思いっきり楽しもうと、美術館へ行ったり、スケボーしたり、カラオケに行ったり。今週の残りは遊園地、ジャズバー、ミュージカル…の予定です!


来週にはいよいよParsonsの授業がはじまります。
きっとすごく忙しくなると思うんですが、目的を持ってここに来たので、とにかく楽しむことを忘れずにがんばります!!




2013-07-31

もうすぐESLも終了/グラフィックデザイン学科専攻のNIREさん(VIP2013年卒)

早いものでNYに来て2カ月経ちました。ESLの授業もあと1週間ちょっと! 最後の追い込みのようにテスト・プレゼン・エッセイ・テスト…、と今まで以上にハードです。
自分が2週間前に書いたブログを見て、もう2カ月くらい前に感じるのは、充実した毎日を過ごせてる証拠かなと思います。
正直英語(特にスピーキング)はまだまだで、このままParsons入って大丈夫?と不安だらけですが、恐怖心は減ってきた感じはあります。喋れないなりに伝えるすべを身につけたというか、顔とかリアクションでどうにか通じるものだなあ、と。

デザインのクラスではMovieのプロジェクトが始まって、もう撮影も終わりました!
週に2回あるのでどんどん進みます。いつものことですが、先生はとてもいいアドバイスをくれますが、特に技術的な指導はなく、とにかく自分たちでやってみる!っていうかんじです。

 最初の撮影場所、BrooklynのBushwickは町中にウォールペインティングがあってとっても絵になる!!
マンハッタンに住んでいるとBrooklynに行く機会はそう多くはないですが、やっぱり今アツい街だけにもっと散策するといいところがいっぱいありそう。







ワシントンスクエアではみんなで噴水に入って大はしゃぎしている所を撮影!!ずぶ濡れです。公園にいた人達もびっくりしていました。
恥ずかしかったけどこんな機会じゃないと入らないし、良かったかも笑。
Tシャツはみんな手作り☆



いつもデザインクラスのことばかり書いてますが、英語の授業も結構楽しんでいます。教室での授業で変わり映えしないのであまり書いてないだけです!
いい先生が多くて、みんな本当にフレンドリーなのが日本とは大きく違います。基本的に褒めて伸ばしてくれるアメリカの教育、すごくいいなと思っています。
あと、Parsons がすごいなと思うのは、学校の設備。コンピューターの画面は大きいしイラレ・フォトショはじめ大概のアプリは入っていてしかも全部最新。高いだけのことはあります。


Weekend はクラスにいる妊婦さんのBaby showerに行きました。(なんとリーディングのクラス10人の中に2人妊婦さんがいるという…みんなタフです!!)








Baby Showerという習慣を知らなかったのですが、赤ちゃんが生まれる前にパーティをして、みんなで生まれてくる赤ちゃんとお母さんの為にプレゼントを持ち寄ったり、子どもの10年後、20年後に向けてお手紙を書いたりしました。こういうのも先生と生徒が一緒になって企画して招待してくれます。







その他、趣味として、毎週末行ったことのない美術館を1つずつ潰しています。
7月は、モーガンライブラリーMuse、ブルックリンMuse、ノイエギャラリーに行きました。グッケンハイムMuseは安く入れる時間に行ったら200人くらい並んでたので行き直すことに…。どの美術館も思った以上に良くって、何度も行かないと!と思っています。


←モーガンライブラリーMuseのクラシカルな建築と本棚のコレクションにも惚れ惚れ。NYっぽくない!イタリア!?


ウィーン世紀末美術が大好きなのでノイエギャラリーも最高でした。






ほか、変わったことと言えば、キックスクーターを買いました!!
こっちでは大人でも乗っている人をちょこちょこ見かけるので、ずっと憧ていたのです…笑。これで通学します。(安全運転します)









さて7月の生活費。
最初1日$10と思ってがんばっていた食費が、やっぱり厳しくって、ランチを買うとどうしても平均$15くらいになってしまいます…。朝は簡単なものを作り、夜もちょこっと作るかデリで買ってきて食べる、っていうのが基本です。


生活消耗品 $50
食費             $550
交通費   $100
交際費   $200
その他   $400(ショッピング)
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計     $1300

これに家賃(寮の月は$1300くらい)が入るので、相当なものですよね…。
もうちょっとがんばって減らすにしても、今はお金かかるのが当たり前なので、腹をくくって将来稼げるようになるために勉強も怠らない、というスタンスで、いこうと思ってます…。
なにせ周りがファッションデザイナー志望だらけなので、毎日のようにみんなお買い物してきて、なんだかつられて服や靴を買いたくなってしまう…。


では、次のブログはESL終わる時かと思います。
いっぱい書くことがありそうです。ドキドキ。


文・写真/ニレヨーコ

2013-07-15

ESL前期終了/グラフィックデザイン学科専攻のNIREさん(VIP2013年卒)

7月、真夏です!NYは湿気は少ないので、日本よりは快適にすごしています。
ただ地下鉄は熱がこもっていて地獄のように暑いです。しかも週末は全然時間通りに来ないのが、未だに慣れません…。

この2週間はなかなか密度の濃い日々で、ちょっと疲れました。

まず、こちらに来て1カ月半が経ち、ESLの授業も前期が終了しました!
一応中間テスト的なものがあり、数人の生徒はクラスが上がったり落ちたりします。
テストは先生によってまちまちですが、
・Writing/クラス内エッセイ(1時半くらい書けて与えられてテーマについて書く)
・Grammer/今までやった文法分野の復習テスト
・Reading/読んでいる本「PERSEPOLIS」の内容に関するテスト
というかんじでした。

デザインのクラスもMemory of garmentのプロジェクトが終わりました。
私はヘッドドレスとマスクを作りました。
作っておわり、ではなく、世界観を演出した上で撮影までして、提出しなければなりません。



今回の課題では素材は紙しか使ってはいけないので、日本人として親しみのある折り紙で作ることにしました。折り紙で24面体を作り、ベースの帽子にくっつけて立体的なヘッドドレスにしました。イマジネーションが膨らんで行く様子を表しています。
マスクは「DREAM」の文字になっていて、これをかけると世界が夢のように見える、という意味を込めて作りました。inocentなイメージを表現するため白くて透明感のある和紙から首を出して撮影!
プレゼンではデザインのプロセス(形が持つ意味、色が持つ意味など)を説明しなければいけないので、色々考えながら作るのが楽しいです。


来週からはクラス9人でのグループワーク、movieを作ります。
まずは3人ずつ3班に分かれてNYを舞台にしたストーリー作り。
13st 5avという一等地の校舎のガラス張り1階で、通行人に見られながら週末にHW!
 

それぞれ全然違うアイデアが出てとても刺激的です!


そしてESLの授業の他にもいろいろなことがありました!!
まず、個人的には誕生日を迎え、、寮のみんなにサプライズで祝ってもらいました!!
もう年とりたくない年なんですが、すごく嬉しかったです。











ほんとにありがとーーーー!




また、7月4日の独立記念日がらみはESLが5連休になりました。
みんな色々vacationに行っていましたが、私は友達の結婚式に参加すべく、カナダ・トロントへ弾丸で行ってきました!
連休なのでちょっと高めでしたが、カナダの東側だとNYから往復2万5000円くらいで行けます。PORTERエアラインを使い、ニュージャージーのニューアーク空港から出発。海外から海外への旅行(しかも1人)なのでちょっと焦ってましたが、無事いけました。この場合、パスポートの他i20も持って行って、帰ってきたらISSでチェックインし直します。こっちにいる間にアメリカ国内や周辺国はいっぱいいっておきたいです!!


そして、大事な秋からの準備も始まりました。
◎寮を出た後(8/14以降)のアパート探し ◎授業の登録 です。

アパート探しは日系の不動産屋さんを利用。
8月〜の物件は7月頭からでてくると聞いていたので、7月頭に相談に行きました。
・学校に通いやすい場所
・アメリカ人女性とのシェア
・家具付き
・〜$1200/mon
という条件で、お願いしていたところ、案外すんなり気に入るところが見つかり、2件見て、1件目に決めました!学校には徒歩約20分、電車もバスも使えるし、便利そうです。今住んでいる寮にも近いので、とりあえずは安心!


授業登録はアドバイザーと面接してやり方を教わり、ネットで自分で登録していきます。なかなかややこしい上に、上の学年の人がすでに登録しているので、人気の授業(おもしろい教科やいい時間帯の授業)がほとんど埋まっている、、、という状況。
最初のセメスターはとりあえず必須の単位をきちんと取って、春学期に楽しそうな選択授業をとることになりそうです。また実際授業が始めるタイミングでクラスについては詳しく書こうと思います。


暑いし授業の疲れも出てくるので、気をひきしめて、あと1カ月のESLを乗りきろうと思います!ではまた〜



文・ニレヨーコ

2013-07-01

NY、1カ月。/グラフィックデザイン学科専攻のNIREさん(VIP2013年卒)

NY生活もあっという間に1カ月が経ちました。
仕事だけの日々だった1年前の自分からは想像もできない遠い国の友達ができたり、知らない食べ物に出会ったり、毎日が新鮮で、噛み締めています。
求めれば人生はいくらでも変えられるのですね。


早いものでESLの前期がもうすぐ終わります。
さすがに授業にも慣れ、生活のリズムも出てきて、色々楽しめる余裕も出てきました。
そしていよいよ夏も真っ盛り。日本より乾燥しているのでマシに感じますが、日差しはこっちの方がきついので、サングラスは必須です!!

ESLの授業は特に難しいわけではないのですが、HWがすごく多いので、New SchoolのESLは他の語学学校より厳しいと言われています。
一番大変なのがWritingのクラス。アメリカは日本より書く力を重視しているので、他の授業と比べ、Writingは厳しく感じます。私の場合、週2回、2ページのエッセイorジャーナルを書くのですが、毎回5、6時間かかっているので深夜まで書くことも多いです…。でもまじめにやるとそれなりに評価されるのでがんばるのみ!






デザインのクラスでは、以前にも書きましたが、自分の記憶からインスピレーションを受けたpiece of garment を作っています。素材は紙のみ使用可。ファッションデザインではない人もここでは服やアクセサリーに挑戦しています。実際にマネキンを使って製作中!


また、New Schoolには English Language Studioという施設があって、英語に不安がある人はそこで補講を受けることができます。先生に指示されて行く場合もあります。
PronounceのクラスとConversationのクラスは毎週決まった時間にあり、それ以外は家庭教師みたいなかんじでチューターが1対1で作文の添削をしてくれたり、プレゼンの準備を一緒にしてくれたり、ありがたい施設。自分でネットで予約をとるシステムです。


ところで今回は寮生活について書きます!
New Schoolはいくつか寮を持っています。詳しくはNew school のHP。
私はNew School ESL+D生専用のSummer Housing に申し込みました(この場合寮は選べない)。期間は5/27〜8/14 で、約34万。1カ月換算すると12.5万ほど。
結果Loeb Hall residenceというNew Schoolで一番古い寮になってしまいました。外観はキレイだけど、中身は古くて狭〜い寮。ただユニオンスクエアはすぐ近くだし、歩いて10分で学校にいける最高のロケーションです。これからアパートを探すときもこのあたりで探したいと思うほど。たぶんとっても高いんだとおもうのですが…。。

外観の割に中は古い寮。住み出してすぐ、まだきれいだった頃の部屋…
(今やルームメイトも来てお見せできない状態に…)
2人用の寝室が2つくっついて、4人でキッチン・バスを共有するかんじになってます。
24時間門番がいるし、ランドリー・ジム・自習室などもついているので便利。


何よりもいいのは、同じフロアの4部屋が全てESL+Dの留学生用なので、友達がいっぱいできたこと!
住んでるのは中国人4人、韓国人3人、日本人3人、メキシコ人1人。
クラスだけだと仲良くなれない人もいるので、そこは寮の最大の利点でしょう。夜中までにぎやかで勉強に向いているかはわかりませんが笑。
プライベートがほしい人にはやっぱり厳しいですが、最初だけでも寮にすむのはアリだと思います。



土曜の夜はディナーパーティーをしました!!リビングこんなかんじです。にぎやか!










そして今日(日曜)はつい先ほどまでゲイパレードに行っていました。毎年この時期にある恒例イベント。学校の目の前を通ります。NYのgenerousでpeacefulでfairな雰囲気を味わえて、ものすごく楽しい!!! おじいさん同士とかおばあちゃん同士が嬉しそうにキスしたり手をつないでる姿には感動してしまいました。




さて1週間の生活費。
★生活消耗品 約$30
★交通費   約$20(メトロ)
★食費    約$150(外食3回+デリ&自炊)
★その他   約$100(サマーセールでお買い物♪)
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 合計   約$250 

そうですね、多分これくらいが平均でしょうか。
家賃以外の費用が月10〜12、13万?というような感覚です!


さて、そろそろ私も8月半ば以降に住むアパートを探しはじめねばなりません。
いい場所が見つかることを祈ります…。







2013-06-18

3週間が経ちました!/グラフィックデザイン学科専攻のNIREさん(VIP2013年卒)

渡米して3週間。「まだ3週間!?」と思うほど馴染んでいます笑。
とにかくニューヨークはやけに馴染める街です。アジア人も多いし、変な人も多いので笑、何をしても浮かない。自由を肌で感じます。

授業も2週間たち、クラスメイトの顔と名前もだいぶ一致してきました。
4つの授業で各クラスは大体10〜20人。
私はどのクラスにも私以外の日本人が1、2人います(vantanじゃない人含め)。
留学生は韓国人が一番多くて、次に中国人、日本人というかんじで、ESLはすっごくアジアンです。その他はスペイン語圏の人も多いですね!

英語の授業はグループワークが多く、和気あいあいとした雰囲気。
Design+Languageのクラスは大変ですが、すごくおもしろいです。
今の課題は「a peace of memory garment」 。
自分の印象的な記憶からinspireされたファッション(の一部)をデザインするというものです。
まずはコラージュでムードボードを作成し、世界観を固めます。
そして自分が使いたい色のカラーパレットを作り、その後ようやくデザイン画のラフに取りかかります。プロセスをすごく大事にしています。
先生の言っていることは、要点はつかめるけど、半分くらいわからないです笑。
でもなんとかなるもんです。なんとかついていけています(プレゼンは大変ですが)。
普段はスタジオ内で作ってきた作品のプレゼンをしたりしますが、水曜日にはみんなでメトロポリタン美術館に課外授業へ行きました!!












ゴシップガールでも有名なメトの入り口でパシャリ。
メトでは今パンクファッションの展示が行われています。これをデザインの参考に、とのことでやってきました。なんとも贅沢!
Comme des Garçons やAlexander McQUEEN、Vivienne Westwoodなどなど、見応えあり。






私はグラフィック志望なので、ファッションデザインにはそんなに詳しくないですが、展示を見ていると、ファッションというのはmore than clothingであり、強烈な主張を持ったクリエイションだなと感じます。
パンクファッションだから特に、服を通して世界と戦っているかんじがするんです。
写真はメトのHPより。


あと驚いたのが、メトロポリタン美術館は一般入場料金(student $12)が提示されているんですが、これはあくまで目安としてもうけられている価格で、こちらが払いたい額で入ることができます。これをdonation systemといいます。窓口で「私は$5払います」、とか「$1で」というと、それで入れるんです。ありがたすぎるシステム!!


調べているとNYのいろんな美術館がお得な使い方ができます。(※2013年6月現在)
★MOMA/金曜4PM〜8PMのみ無料(しかもスポンサーはユニクロ!)
★グッゲンハイム美術館/土曜5:45PM〜7:45PMのみdonation
★ホイットニー美術館/金曜6PM〜9PMのみdonation
★ノイエギャラリー/毎月第一金曜6PM〜8PMのみフリー
★モーガンライブラリー&ミュージアム/金曜7PM〜9PMのみフリー
 …などなど。このタイミングで色々回るのがいいと思います。
 私は金曜日にホイットニーに初めて行ってきました!



そしてこの土日は宿題が少なめだったのでブルックリンフィー(土日に開催されているフリマ)やチャイナタウンへ行きました。徐々に土地勘を得ていっています。
マンハッタンは広くないけどエリアによって全然違って本当におもしろい。全ての道を歩いてみたいです。

 最後に、今週の家計簿
★生活消耗品 約$30
★授業関連費 約$50(画材代)
★交通費   約$20(メトロ)
★食費    約$120(外食3回+デリ&自炊)
★その他   約$40(舞台のチケット+美術館入場料)
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 合計   約$260 


やっぱり家賃+携帯代込みで1カ月20万はきついなーと思うこの頃。
NY生活楽しむのに無理しない程度に節約します★ 


文・写真/ニレヨーコ

2013-06-08

ESLが始まりました!/グラフィックデザイン学科専攻のNIREさん(VIP2013年卒)

6/3からESLの授業が始まりました!(〜8/12)
月〜木曜日まで週4日。時間割はこんなかんじです。
Placement Testで振り分けられたLevelのクラスを受講します。












月・水/Grammer + Design+Language( or Speaking+Listening)
火・木/Writing + Reading

 Design+Languageの授業はvantanの授業と似ていて作品をつくって、プレゼンをするかんじです。課題も多くてとてもハード!!でも他の学科を目指す人や世界中の全く異なるセンスを持つ生徒たちの刺激を貰えて身になる気がします。この授業、本当はvantan生は取る必要はないのですが、ESLの事務所の人が、デザインをしたいならこっちを取った方がいい!と言われたので、Speaking + Listeningの代わりに取ることにしました。いきなり5日後までに3つの作品をつくることになり、スピード感にビックリしています!


英語の授業も宿題がたくさん!!
例えば、木曜の時点で来週の月・火までのホームワークは…
・Reading/テキストを25ページ読んでくる。
・Writing/宝物をテーマに2ページのエッセイ
・Gramar/テキスト24ページ分の問題(とびとびですが)
・Design+Language/作品3つつくる
というかんじ。遊べません笑。遊びにきた訳ではないのでいいのですが。


テキストは学校近く5AvのBARNES & NOBEL BOOK STOREに買いに行きます。

本屋の奥にParsonsの生徒用のテキストが並んでいます。
驚いたのが、新品の本の横に古本も売っていること(10$ほど安い)。1週間以内なら間違った本をchangeしてくれるので安心。


日本で勉強してきた私にとっては、英語は受験英語(特に私は今まで留学経験もなかったので)。テキストをやるには問題ないのですが、授業で感じるのは、とっさに言葉が出てこないということ。
ただこれは日本にいるうちには解決しにくいなと思います。とにかくこっちにきて、聞いて話して、フレーズで覚えるしかない。まだParsonsが始まるまでは2カ月以上あるからその間にグッとのばせるように努力します。




同じ教室に日本、韓国、中国、タイ、ベトナム、サウジアラビア、ドミニカ共和国、トルコ、ブラジル…。

今まで出会うことができなかった人と知り合えて、ふと不思議な気持ちになったりします。











木曜日にはAAS入学者に向けてのパーティもあり、vantanにも来てくれた教授と再会しました! vantan生を覚えていてくれて親身になってくれます。インターンシップのことや課題の量のことなど、質問に答えてくれました。AASはESLの受講者(20〜23くらいが多い)よりもっと年齢層が高く(30前後)、落ち着いた雰囲気でした。


さて今週の生活費ですが…

★授業関連費
 テキスト代     約$110
    画材代   約$20
★交通費   約$20(メトロ)
★食費    約$100(昼夜外食1回ずつ+カフェ1回。あとはデリ&自炊)
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 合計   約$250 → 約2万5000円…/1week 


とにかく自炊をすれば、かなり浮かせることができるなと思いました。
授業料は別にして家賃込みで月20万あればそこそこな生活ができる、という感じかなと思っています。




最後に…

校舎内のトイレがジェンダーフリーです。アメリカっぽい!!
アンケートの項目もmale/ female/ other とあったり、
トイレも女と男のアイコンに×がしてあったり、文化の違いを感じます。













文・ニレヨーコ