とにかくニューヨークはやけに馴染める街です。アジア人も多いし、変な人も多いので笑、何をしても浮かない。自由を肌で感じます。
授業も2週間たち、クラスメイトの顔と名前もだいぶ一致してきました。
4つの授業で各クラスは大体10〜20人。
私はどのクラスにも私以外の日本人が1、2人います(vantanじゃない人含め)。
留学生は韓国人が一番多くて、次に中国人、日本人というかんじで、ESLはすっごくアジアンです。その他はスペイン語圏の人も多いですね!
英語の授業はグループワークが多く、和気あいあいとした雰囲気。
Design+Languageのクラスは大変ですが、すごくおもしろいです。
今の課題は「a peace of memory garment」 。
自分の印象的な記憶からinspireされたファッション(の一部)をデザインするというものです。
まずはコラージュでムードボードを作成し、世界観を固めます。
そして自分が使いたい色のカラーパレットを作り、その後ようやくデザイン画のラフに取りかかります。プロセスをすごく大事にしています。
先生の言っていることは、要点はつかめるけど、半分くらいわからないです笑。
でもなんとかなるもんです。なんとかついていけています(プレゼンは大変ですが)。
普段はスタジオ内で作ってきた作品のプレゼンをしたりしますが、水曜日にはみんなでメトロポリタン美術館に課外授業へ行きました!!
ゴシップガールでも有名なメトの入り口でパシャリ。
メトでは今パンクファッションの展示が行われています。これをデザインの参考に、とのことでやってきました。なんとも贅沢!
Comme des Garçons やAlexander McQUEEN、Vivienne Westwoodなどなど、見応えあり。
私はグラフィック志望なので、ファッションデザインにはそんなに詳しくないですが、展示を見ていると、ファッションというのはmore than clothingであり、強烈な主張を持ったクリエイションだなと感じます。
パンクファッションだから特に、服を通して世界と戦っているかんじがするんです。
写真はメトのHPより。
あと驚いたのが、メトロポリタン美術館は一般入場料金(student $12)が提示されているんですが、これはあくまで目安としてもうけられている価格で、こちらが払いたい額で入ることができます。これをdonation systemといいます。窓口で「私は$5払います」、とか「$1で」というと、それで入れるんです。ありがたすぎるシステム!!
調べているとNYのいろんな美術館がお得な使い方ができます。(※2013年6月現在)
★MOMA/金曜4PM〜8PMのみ無料(しかもスポンサーはユニクロ!)
★グッゲンハイム美術館/土曜5:45PM〜7:45PMのみdonation
★ホイットニー美術館/金曜6PM〜9PMのみdonation
★ノイエギャラリー/毎月第一金曜6PM〜8PMのみフリー
★モーガンライブラリー&ミュージアム/金曜7PM〜9PMのみフリー
…などなど。このタイミングで色々回るのがいいと思います。
私は金曜日にホイットニーに初めて行ってきました!
そしてこの土日は宿題が少なめだったのでブルックリンフィー(土日に開催されているフリマ)やチャイナタウンへ行きました。徐々に土地勘を得ていっています。
マンハッタンは広くないけどエリアによって全然違って本当におもしろい。全ての道を歩いてみたいです。
★生活消耗品 約$30
★授業関連費 約$50(画材代)
★交通費 約$20(メトロ)
★食費 約$120(外食3回+デリ&自炊)
★その他 約$40(舞台のチケット+美術館入場料)
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合計 約$260
やっぱり家賃+携帯代込みで1カ月20万はきついなーと思うこの頃。
NY生活楽しむのに無理しない程度に節約します★
文・写真/ニレヨーコ