2015-12-27

PARSONS 留学生活における英語力について/グラフィックデザイン学科専攻のNAOさん(VIP2015年卒)


こんにちはNAOです。

只今こちらはクリスマス真っ最中ですが、エルニーニョ現象の影響もあり気温は現在17℃と冬の割に異常に暖かくとても過ごし易い気候となっております。

さて、本日は留学を検討されている方は特に気になる英語について、1ST SEMESTERを終えた上で感じたことを綴っていきたいと思います。あくまでも私の超個人的な意見ですのでそこのところ宜しくお願いします。


結論からいうと、PARSONS AASプログラム進学のための最低TOEFL取得必要点数61点(※ESL受講の条件付き、但し筆者の記憶によるので間違っていたらすみませんね)程度の語学力があれば学業を修める上では大きな問題はありません。

前回のエントリーでも述べましたがPARSONSの授業は、課題作成→プレゼン→批評で構成されており、極論すれば英語が必要となるのは下記の2点のみと個人的には思っております。

① 次の課題についての教授の説明を理解する局面

② プレゼン時に自分の作品を説明する局面


①については、その場でわからなくても、授業後に直接教授に聞いたり、後日メールで尋ねれば済むし、②については事前にプレゼンの内容を考えて本番はそれを暗唱すれば済むのでそれほど難しくはないかと思います。つまり上記を満たすためには、誤解を恐れずにいうと英語が流暢である必要はないんです。

一方で、批評、議論への対応はどうするんだというツッコミがあるかと思いますが、個人的に今学期の成績を見てみると、それらに全く参加できなくてもそこまで大きな影響はないのでは?と思ってます。というのも私は今学期、授業中の議論への貢献度は非常に低かった(とりあえず相槌の”uh-huhを連呼する)と反省はしておりますが、成績をみるとそれが致命的なダメージにはなっていません。やはりデザインスクールであるので、当たり前ですが作品の出来そのものが成績評価の大部分を占めるのです(もちろん最高評価のAを取得したい場合は議論への貢献度は重要なファクターだと思います、またFASION MARKETING専攻の方は議論中心の授業となり、上記の限りではないと思いますので悪しからず)。

また、日常生活を送っていく上でレストラン・スーパーマーケット等で使う英語はパターンも決まっているし、最悪ジェスチャーだけで何とかなるので高いレベルの英語力は必要ありません。

そうは言っても、授業中議論に参加できず時間が過ぎるのを待つだけなのも精神衛生上良くないですし、またクラスメートと仲良くなることも難しいかと思います。また日常生活でも語学力により、行動範囲が規定されてしまい、淡白な毎日になってしまう恐れがあります。

上記で述べてきた英語力を留学生活をサーバイブするための英語力とするならば、その次の段階の英語力は留学生活に彩りと楽しみを与えるためのものだと思います。こちらの能力の向上については時間が解決する(もちろんその間に相応の努力は必要です)と思っております。某サイトにて、この過程をうまく表現した文章がありましたので引用させて頂きます。

”はじめは聴き取れなかった携帯屋のアラブ人風店員の言っていることがなんとなくわかるようになり、スターバックスで注文の確認をされても理解できるようになり、アジアの留学生の英語なら聴き取れるようになり、相手が非ネイティブならコミュニケーションが取れるようになり、動画ならネイティブの言っていることがわかるようになり、最後はネイティブと普通にコミュニケーションできるレベルになるのです。”

ということでグダグダと述べてきましたが、とりあえず私が言いたいのは「行けば何とかなるよ!」ということです。今回のエントリーがこれから留学を控える皆様の不安を少しでも和らげることができたならば筆者としてはこの上もなく幸いです。

それでは皆様メリークリスマス。