今回はその経験から感じたことを少しだけシェアできたらなとは思いますが、本題に入る前にまずアメリカの大学の長期休みのシステムと、その過ごし方について手短に述べたいと思います。ご存知の通りアメリカは日本の大学と違い基本的には秋入学の2学期制です。9〜12月末までの秋学期を終えると約1ヶ月間の冬休み、それから1月末より5月中旬までの春学期を終えると長い約3ヶ月の休みに入ります。この間に故郷へ帰る人もいれば、旅行に行く人、またインターンシップの経験を積む人など使い道は人それぞれです。僕はインターンの経験は残念ながらまだありませんが、今後もし機会があればその状況なども随時お伝えできればなとは思ってます。
さて今回のテーマは旅行なのですが、それを書こうと思ったのも、遠く離れた島国日本とは違い、アメリカは旅行という点においては好立地なんですよね!特にニューヨークはヨーロッパへも近いですし、カナダもすぐ側です。日本の真反対の南米の方へもアメリカからだとそう遠くはないと思います。もちろんただ遊びに行くという話をしているのではなく、その国の歴史、デザインや文化など実際に足を運び自分の肌で感じるというのは、デザインを学ぶ上でも一つ大切なことなのではないのかなと実感しているからです。
メキシコシティでの様子はこのブログの最後で写真を幾つか載せますが、今回の一人旅で一番感じたことは、パーソンズではセメスター中は時間に追われる毎日で、インプットに費やす時間というのはほとんどありません。だからこそ、長期休みはインプットの時間を十分の確保できますので、色んなところに足を運んでみたり、色んな人と交流したり、自分でなにかを追求したりと有意義に使うものではないのかなと思うのです。もちろん人それぞれ目的やゴールは違うのでインプットの方法も違うと思います。しかし、僕の今回の経験は次のセメスターに、大いに活かせるものだと確信しております。
余談ですが、最初は少々息苦しさ(良くも悪くも)さえ感じたこのニューヨークもやはり住めば都、メキシコから帰って来た際はなんだかホッとしましたとさ。
ATK