2015-05-24

留学へ向けて。/インテリアデザイン学科専攻のATKさん(VIP2015年卒)

こんにちは。初めまして。VANTAN VIP PROGRAM 15' 卒業生のATKです。今年6月からESLを受講し、9月よりパーソンズに入学予定です。パーソンズではインテリアデザインを専攻します。これから数回に分けて渡米までの手続き、ESLのオリエンテーションの様子から授業の内容、NYでの生活などシェアしていければなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

それでは早速ですが今日は渡米までの手続きの話をしたいと思います。VANTANでのプログラムが終了して早いもので約2ヶ月が経ちました。こんな言い方をすると語弊を生むかもしれませんが、VANTANでのプログラムを終えてからのこの手続きが結構大変でした... (汗) というのも、ESLを受講するメンバーはビザまでの発行に時間がほとんどなく機敏に動かなくてはなりません。

初めての学生ビザから大学への入学手続きを進める人にとっては、わからないことだらけだったということと、書類類のほとんどは英語で尚且つ失敗が許されない状況だったため結構エネルギーを消耗しました。そして、先週無事にビザを受け取り今に至っております。

ここで振り返りながら、手続きの大まかな流れを参考までに。

まずパーソンズ側からの合格書(ESL組は時間がないのでESLの物で代用)届きましたらI-20の申請をするところから始まります。I-20とは在留学証明書のことで、この申請にはパスポートのコピー、残高証明書など数点の書類が必要です。申請後、2週間以内くらいで原本がパーソンズより郵送で送られてきますが、それからJTBさんを通してF-1ビザの面接予約〜発行というのが流れです。

ザクッと書きましたが、この発行の過程で用意しなければいけない書類は結構多く、とにかく時間がなかったので戸惑いました。

航空券の予約も渡米2週間前にとるのがESL組にとって毎年恒例のようですw パーソンズへストレートで9月より入学する方はもう少し余裕をもって準備を進められるとは思いますが、いずれにせよ大体ビザが発行されるまでに個人差も多少ありますが1ヶ月半前後といったところだと思います。

やはり初めて留学をされる方や、英語に少しでも不安がある方にとっては、これを一人でやろうと思うとすごく大変だと身を持って実感しました。しかし、今回VANTANの仲間がいてお互いに情報交換や、助け合いがあったので無事にスムーズに終えることができました。このバンタンとパーソンズの提携のプログラムはデザインに関して事前に日本で学べるだけでなく、たくさんの人が不安を抱える海外留学についても色んな面でプラスになると思います。


さて、いよいよ今週NYに向けて出発します。僕にとっては人生で3回目の留学になります。最近読んだ本の中に「他人からインスピレーションを得る方法を学ぶ」という話があり、これが自分にとって今回留学する意義だなと共感しました。これからまたたくさんの人と出会い、その中でまたなにか得るものがあり、そして自分の中で意識的に次へつなげていきたいです。

そして次回はオリエンテーションの様子についてお伝えできればなと。今後、ESL期間中は寮に滞在予定のため、寮での生活や食事のことなども合わせて、授業内容のことも詳しくシェアしていきますので、どうぞお付き合いよろしくお願いします。

それでは!

ATK

2015-05-17

NYの生活事情(家、携帯、銀行)/グラフィックデザイン学科専攻のNIREさん(VIP2013年卒)

お久しぶりです。

今まで学校での授業ことばかり書いていたので、NYのいろんな事情をまとめておきます。今からNYに来るvantan生と、留学を考えている方の実質的な参考になればと思います。あくまで個人的な経験・視点からですので悪しからず。


まずNYに来るときに最初に大変な3つ、住居・携帯・銀行のことです。

<部屋さがし>

私個人の部屋は6畳くらい
共有のリビング











NYの学生はルームシェアが主流です。一部屋は自分だけのプライペートスペースで、バス・トイレ・キッチン・リビングは共有といったかたち。2、3人でシェアが多いですが、例えば5、6人でシェアしてバス・トイレが2つずつあるところもあります。
探すときには1人で空き部屋を探す場合と、友達2、3人でシェアできるアパートの1室を探すパターンがあります。

私が利用したJCSAは、基本的に1人で空き部屋を探すパターンです。最初に探す場合はやっぱり日系の不動産に頼むのが安心かと思います。日系の不動産に部屋を出しているところは、オーナーさんもシェア相手に日本人を望んでいることもあり、トラブルになりにくい気がします。手数料は最初に500ドルほどでした。

ほか有名なところで
タイチ不動産(主に友達と一緒に部屋を探す場合)
add7(日本語掲示板、自分で連絡をとって探す、短期などの場合に特に便利そう)

あたりで見てみるといいと思います。

量でいうとアメリカのサイト・クレイグリストなどは部屋が沢山あっていいのですが、騙された人も見たことがあるので、最初はやめたほうがいい気がします。


ルームシェアの場合は値段は$800〜1300くらいでしょうか。
マンハッタン内の清潔なお部屋で1000以下で見つけるのはかなり難しい感じがします。
値段重視ならクイーンズ・ニュージャージ・ハーレムは、少し遠いものの1000以下でいいものがありそうです。
ひとり暮らしをしたいとなると値段が$1600〜2200くらいなイメージです。

真剣に部屋を探し始めていろんな家を見て回ると、ほとんどの人が2週間以内で決めています。1週間、10日でも見つかると思います。
ちなみに月はじめから探す方がいいのが出ていそうです。


◎学校の寮は?
友達を作るのとアクセスの良さでは最高ですが、プライペートスペースがない場合が多く(寝室もシェア)、ルームメイトとそりが合わないときついかも。
私は最初寮に入ったのは英語の面では良かったですが、値段も1300とかするので、長期で寮はしんどいと思いました。



<携帯>

i-phoneのみか、プリペイド併用するか









日本から海外用を持ってくるなどはせず、現地で調達がいいです(短期留学除く)。


日本の留学生を見てるとほぼ2パターンのみで、
①現地で i-phoneを購入
②日本から持ってきたi-phoneはwi-fiのみで使い、別に安いプリペイド携帯を買う

①だと、最初に機種代が$500くらいかかり、月額が$80くらい。
また私たちはSocial Security Numberがないので信用代デポジットがかかりました(verizonは400くらい)。デポジットは1年後に返金されます。基本、2年契約。

②wi-fiは日本よりずっとあります。学校にいるときはwi-fiつなぎっぱなしにできるのでこれもありかも。プリペイドは初期価格は不明ですが(安いと思う)月額$30-40くらいみたいです。この方が値段的にはずっと楽ですが、外出するときに街中でgoogle mapやネットが使えないのが痛いので、①の方がずっと便利。特にアメリカ国内旅行の時は不便そう。

携帯会社は日本より多く、安いプリペイドは沢山ありますが、安いものだと電波が通ってない場所も多いので、T-mobile, AT&T,Verizonあたりで探す方がいいのではと思います。



<銀行>

日本ではなじみのないchase(チェイス)







銀行口座もこっちに来てすぐに開きましょう。



Chase, City Bank,  Bank of Americanの3択になると思います。
私はChaseに口座を開いていますが、Chaseのいいところは、マンハッタン内だと多分一番支店が多く、お金を出しやすいです。
多くの人は日本から送金してもらうことが多いと思うのですが、それぞれの手数料については私は分かりかねるので調べてください。

NYでは現金で支払うことが少なく、ほとんどカード払いです。
銀行のカード(checking accounnt か credit)、または日本でも使っているcredit card(visa, master, American Express)で支払う事が増えると思います。日本からカードも2種類以上持って来といたほうがいいです。授業料もカード払いが主流なので、還元率のいいカードにしておくと得です。

◎日本で準備していって便利だったこと
新生銀行にお金を入れておくと(私は$で入れた)、海外のATMで取り出しやすいです。ただ1日$700程度しか取り出せない(手数料は$3ほど)ので大きいお金は動かせないですが、何かあったときに便利しました。



<学校まわりの便利マップ>

学校まわりで今後使うことになるであろう、場所を簡単にまとめましたので参考にしてください。A4でプリントアウトして見ながら歩いてもらうと、とりあえず必要なものが手に入る場所がわかると思います。
赤文字が学校の施設。緑が授業に必要になるであろう書店・画材屋さん、黒は生活用品や飲食店などです。