5/28-5/29と2日に分けてオリエンテーションが開催されました。
1日目はNEW SCHOOLのポリシーやルール、アメリカという国について、 ニューヨークでの生活についてのアドバイスといった内容でした。
2日目は実際に多国籍の学生達とグループを組み、簡単なゲームをしたり学校の中を探索するといった感じです。その後、アメリカらしくピザパーティで交流会をしたのち解散でした。
留学生は中国人60%, 韓国人10%, 日本人10%, その他(ドミニカ、台湾など)20%くらいの割合です。
【ESL】
6/1から授業が始まり、THE NEW SCHOOLのESLではLEVEL3-6の構成で、このPARSONS AAS PROGRAMへの入学条件はLEVEL5をPASSしなければなりません。尚、レベル5からはLISTENING/SPEAKINGかDESIGNクラスのどちらか選択で受講できます。今回、自分は英語を集中的にやりたかったのでL/Sクラスを専攻しました。ちょうど、今週MID TERMで中間テストが終了したところなので、各クラスの詳細を少しお話しします。
- GRAMMER(LEVEL6) -
グラマーのクラスでは時制から始まり日本の英語教育で習ったような順番で文法を学んでいきますが、今まで曖昧だったところをピンポイントでより詳しく実践的に学んでいます。授業中はやはり自分の意見を求められることも多く、そこも評価の基準になっているようです。英語の文法を英語で学ぶのは遠回りに聞こえますが、もともとロジカルに日本語で考えるほうが自分には難しく、英語だともっと感覚的に学べるのでより効率良く身についてきてる実感があります。宿題も中々多く、その大半はその日の復習の課題で、次の授業の最初にまた確認をするので、アウトプットまでしっかり考えられた授業構成だなと今のところ感じています。
- LISTENING/SPEAKING(LEVEL5) -
この授業は実際にはスピーキングがメインです。授業内でトピックが与えられ、それに対する自分の意見をまとめて述べたり、グループでディスカッションを主に行っています。宿題でもプレゼンテーションの課題が多く出されます。内容も日常会話のようなものではなく、どちらかというとアカデミックよりで個人的には難易度が高いと感じますね。しかし、僕も含め、英語を喋り慣れていない環境で今まで育ってきた人たちには、すごく良いレッスンになると思います。
- WRITING(LEVEL5) -
ライティングでは文の構成や、細かいところの内容の展開方法など基本的なところから触れていきます。他にも、接続詞などの正しい使い方なども一つずつ確認しました。宿題は毎週ジャーナルエッセイが2つ、あとは隔週で決められたトピックのエッセイがプラスで出題されます。これらの宿題は評価の判断基準に大いに関係しているのと、やはり母国語ではない言語で文章を書きまとめるのは容易いことではないため、エネルギーと時間は結構使いますが力は着々と身につくのではないかと思います。
- READING(LEVEL5) -
リーディングのクラスでは出題されたトピックの中ですばやく内容を理解する訓練から始まり、その後は数をこなしていく中で、グループで内容や単語の確認したりという授業の流れです。他にもトピックを通して、お互いの国の考え方や文化の違いを学んでいきます。この授業の宿題は、最初に購入したあるコミックの内容を読み進める中でオンライン上でクラスメートとディスカッションするといったものと、単語練習あとは予習復習がメインです。リーディングは受け身なものなので個人的には一番気持ち的にも気楽です。(内容は決して簡単ではありませんが...)
- Tutoring -
チュータリングはアディショナルの授業で、先生から受けた方が良いと個別に提案されて受講している人もいれば、自ら受講している人もいます。どちらにしてもチュータリングはタダで受講できるのでやる気と気力があればオススメです。僕は出足が遅れましたが、来週から発音の授業に参加予定です。
ESLは基本的に月〜木と週4回なので、比較的に週末は自分の時間も充分あり気分転換に外へ遊びに行くことも可能です。しかし週末の課題は結構多いですが...。
ちょうど今ESDの中間を終えての感想は、こっちへ来てパーソンズに入学する前に色々と考える時間と準備期間もありますし、海外の生活と英語にも慣れるという意味でも来てよかったなというのが正直な意見です。
あと、New SchoolはParsonsの他にもMannas(ミュージック)などの大学があり、そこを目指している人たちと友達になることも一つの自分の中ではプラスになっています。 次回は寮での生活を詳しくシェアできればと思っています。では!